お世話になります。
昨年末ですが、ちょっと特殊な依頼を受けましたのでそれをお伝えいたします。
内容ですが「太陽光モジュールの工場試験を再現できないか」という内容でした。
弊社には直流耐圧試験器と、+ボルトの絶縁抵抗測定器(定格7200V)がありましたので、お客様の指定場所にて対応いたしました。
今回の試験での指定は以下の通りとなります。
① +-を短絡した状態で、絶縁抵抗測定(+1500V)を1分行う。
② +-を短絡した状態で、絶縁耐力試験(8000V)を1分行う。
③ +-を短絡した状態で、絶縁抵抗測定(+1500V)を1分行う。
今回は写真等は載せれないので文章のみになりますが、無事に作業は終了いたしました。
こういう特殊な試験も請け負っておりますので、お困りの際はお問い合わせください。
お世話になっております。
今回は、2件同時に負荷遮断試験を行うことができます。という題名です。
弊社には、電源品質アナライザーが2台(PQ3100)を持っているため、1日に2件同時に負荷遮断試験を行うことができます。
先日も、緊急で2件同時でお願いと言うお問い合わせが来ました。
普段は自社の社員と一緒に行うのですが、緊急での依頼だったため、協力業者と一緒に行いました。
このほかにも、自家消費型のような発電所でも2台所有しておりますので、複数同時進行で負荷遮断試験を行えます。
今回は、スピードアップ化のために作った弊社の治具をご紹介します。
夜間の耐圧試験するうえで、一番重要なのは安全にそしていかに早く試験をするかだと思っております。
そこで作ったのがこちら
治具です。
1つで12回路同時に耐圧出来ます。
また、この治具が弊社で12セットほどありますので、同時に12台分のPCS(12回路)分の耐圧試験ができます。
実際の作業風景です。
これを利用することで、2000kWレベルの分散型PCSの太陽光発電所であれば、2名で2時間で終了する事も出来ます。
どちらにしても、早く終われば立会時間も短くなりますので、お客様にとってはメリットは大きいと思います。
今回は、福井県にて試験をおこなってまりました
PPA案件の太陽光発電所(510kW)でした。
PCSは、125kW×4台と自立運転用の10kW×1台という構成でした。
それぞれの動力トランスに入力される形でしたので、負荷試験及び負荷遮断試験は、トランス毎に行いました。
通常であれば1か所で終わりますが、今回は250kW 250kW 135kWの3カ所分取りました。
数値的には屋根置きの為あまり良い数値は出ませんでしたが、3/4まではきちんと出ました。
先日ですが、特高の太陽光発電所において、使用前自己確認試験のパネル耐圧試験を実施してきました。
2.5MWのPCSに一括で耐圧試験を実施してます。
今回は主任技術者様の指示のもと、直列数ではなく最大システム電圧1500Vに対して、1.5倍をかけた2250Vにて試験を行いました。
そして試験の流れとしましては、
絶縁抵抗測定(3分値 1000V)→耐圧試験(10分間 2250V)→絶縁抵抗測定(3分値 1000V)
という感じで作業いたしました。
だいたい2.5MWレベルのPCSであれば、時間は準備を含めて40分くらいで終わります。
この日の絶縁抵抗値は30MΩほど出ましたので、合格と判断いたしました。
年末にかけて、特高太陽光の使用前自己確認試験や高圧の太陽光の使用前自己確認試験がかなり詰まっております。
もしご依頼するのであれば早めにご連絡いただければと思います。